サッカークラブの活動拠点としてみなべ町と田辺市を選んだ理由ですが、このプロジェクトをスタートさせる前は和歌山県以外にもいくつか候補地がありました。
当初は、実際に現地の方(主に移住の推進をされている方)と話をしたり、周辺地域の環境を確認したりした上で、最終的に拠点を決めていく流れで準備を進めていました。
その中で、一番最初に訪れたのがみなべ町です。
この話を持っていく前は、いきなり「サッカークラブを作って地域活性化を図りたい。」と言っても、なかなか受け入れられないことを想定していました。
ですが、みなべ町の町役場や教育委員会の方と話をした時のリアクションは予想外にもポジティブなもので、逆にとても驚かされました。
その後に訪問した田辺市も同様で、今振り返るとそこで良い印象を持ったことが非常に大きかったと思います。
さらには、平日の午前中に使用できる練習場所が存在していることや、サッカーと掛け合わせることで可能性が広がりそうな「農業」という特色があることも重なり、他の候補地には足を運ぶことなく、みなべ町と田辺市を拠点として活動することを決定しました。